暮らしと数字を、つなげる3つの見方で、ひとつの計画へ。
02毎年どう動く?
キャッシュフロー表講座費用を払った年の残高
03今いくらある?
バランスシート現在の預金とローン残高
予定の時期・毎年の収支・現在の財産を、合わせて考える。
01先に、希望と時期を言葉にする
「いつか学び直したい」だけでは、準備する期間が決まりません。「2年後に講座を受けたい」と時期を置き、費用の見積もりや現在の資金を集めます。
希望は人によって違うため、結婚や住宅購入などを全員に必要な予定として押しつけません。何を優先したいかを確認することが出発点です。
整理して、見比べるライフプランと3つの表の整理
| 道具 | 主に見ること | 例 |
| ライフイベント表 |
主に見ること年齢と予定の時期 | 例2年後に学び直す |
| キャッシュフロー表 |
主に見ること各年の収支と資金残高 | 例講座費用を払った年の残高 |
| 個人のバランスシート |
主に見ることある時点の資産・負債 | 例現在の預金とローン残高 |
023つの表は、違う問いに答える
ライフイベント表は、各年の年齢や予定を並べ、「いつ何が起きるか」を整理します。キャッシュフロー表は、年ごとの収入・支出・資金残高の見通しをつなぎます。
個人のバランスシートは、ある時点で持つ資産と返す必要のある負債を整理します。予定表だけでは払えるかはわからず、残高だけでは将来の変化まではわかりません。
03一度作って終わりにしない
見積もった費用や収入は、確実な未来ではありません。転職、物価の変化、希望の変更があれば、前提を更新して見直します。
計画と実績の差が出たときも、失敗と決めつける前に、金額・時期・優先順位のどこが変わったかを確認します。この教材の数字は考え方を学ぶための架空条件です。
LET'S THINK TOGETHERひとつ、いっしょに考えよう。
1年後に引っ越し、2年後に学び直しを予定している。準備の最初に、どのように3つの表を使う?
- 予定の年と費用の見積もりをライフイベント表に置きます。
- 現在の資産・負債を確認し、使える資金と返済義務を把握します。
- 毎年の収入と支出をキャッシュフロー表につなぎ、大きな支出の年にも資金が足りるか検討します。
CHECK YOUR UNDERSTANDING
手を動かして、確かめよう。
自作問題
問題の条件を読み、自分の答えを考えます。間違えても大丈夫。考え方を確かめてから、もう一度挑戦できます。
問題と解説を読む
先に自力で考えてから、解答を開いてください。
家族の年齢と、学び直しや引っ越しの予定を年ごとに並べたい。適した表は?
ライフイベント表
予定の時期を整理するのはライフイベント表です。実現に必要な資金は、収支や財産の表も合わせて考えます。
- 個人のバランスシート:バランスシートは特定時点の資産・負債を整理します。予定の年表とは役割が違います。
- 預金口座の残高一覧:残高一覧だけでは将来の予定は整理できません。
- 月末時点の借入残高表:借入残高だけでは年齢や希望する予定を整理できません。
ある年末の資産と負債を一覧にする道具は?
個人のバランスシート
バランスシートはある時点の財産の状態を表します。一定期間の収入・支出とは区別します。
- ライフイベント表:予定の時期を整理する表です。
- 翌年の支出予定表:支出予定だけでは資産と負債の全体を把握できません。
- 年間収支表:年間収支表は一年間の流れを見る表です。
転職で収入の見通しが変わった。計画の扱いとして適切なのは?
前提を更新して収支や時期を見直す
変化した前提を更新し、実現の方法を検討し直します。計画は固定された予言ではありません。
- 以前の数字を永久に使う:古い前提のままでは実情とのずれを見落とします。
- 希望をすべて取り消す:変更だけを理由にすべての希望を取り消す必要はありません。
- 将来の支出をすべてゼロにする:支出がなくなる根拠はありません。
ライフイベント表だけで判断できないことは?
収入や資金残高を踏まえて支払えるか
支払えるかの検討には、予定だけでなく収支や現在の資金の情報も必要です。
- 予定を置いた年:年を記載していれば確認できます。
- その年の年齢:年齢欄を作れば確認できます。
- 予定の重なり:同じ年の予定は一覧で比較できます。
「読み終えた」と、確認問題での「理解確認」は別々に記録します。