「収入」と「手取り」を分ける

年間給与収入420万円、税金と社会保険料の合計が84万円と与えられたら、可処分所得は336万円です。84万円は教材が指定する架空の金額で、実際の負担率を示すものではありません。

所得税の給与所得や課税所得は別の計算概念です。ここでは家計の計画に用いる可処分所得の基本に範囲を絞ります。

整理して、見比べる手取りと年間収支の整理
項目架空の年間金額扱い
額面の給与収入 420万円 差引き前
税金・社会保険料 84万円 教材で与える合計
可処分所得 336万円 420−84
年間支出 306万円 生活費288+一時支出18
年間収支 30万円 336−306

毎月と毎年を同じ単位にする

月額の生活費を年収とそのまま比較すると、期間がそろいません。毎月同じ24万円の支出なら一年で288万円です。

毎月の支出に含まれない帰省費や家電の買替えなど、一時的な支出も別に足します。何がすでに含まれているかを確認し、同じ費用を二重に数えないようにしましょう。

年間収支は、一年間の差額

可処分所得336万円、年間支出306万円なら、年間収支は30万円の黒字です。これは年末に持っているお金の総額ではありません。

年初の残高は別にあるからです。また、給与天引きの貯蓄などがあると、振込額とこの計算上の可処分所得が一致しない場合があります。

明細の各項目の意味を確かめます。