暮らしと数字を、つなげる残高を、年から年へ。
1年目180 → 210万円
年初残高180万円
+ 年間収支30万円
年末残高210万円 2年目:前年末の210万円から210 → 180万円
通常の収支+30万円
− 一時的な講座費60万円
年末残高180万円 今年の年末残高 → 翌年の年初残高
2年目の年間収支は−30万円。収支と残高を区別し、一時支出も含めて次の年へつなげます。
金額・利率は本文と同じ学習用の架空条件です。
TRY A DIFFERENT SCENARIO同じ残高でも、
未来は条件で変わる。
架空の家計を3年間たどります。年初180万円、毎年の手取り320万円、通常支出290万円。2年目に講座費60万円を追加する例です。
単位は万円。運用・借入れ・資産売却なし。講座費は通常支出に含めません。実際の家計情報の入力・送信・保存はありません。
基本:毎年の手取り320万円・通常支出290万円
3年目末は210万円。2年目は赤字ですが、残高はプラスです。
マイナスの残高は、置いた条件では資金が不足することを示します。借入れで自動的に補う計算はしません。
01残高を次の年へ受け渡す
年初に180万円あり、その年の手取り収入が320万円、支出が290万円なら収支は30万円の黒字です。年末は210万円となり、次の年の年初残高に引き継ぎます。
来年の残高を出すときに、最初の180万円へ戻したり、手取り収入をもう一度全部足したりしないようにします。
整理して、見比べるキャッシュフロー表の整理
| 単位:万円 | 1年目 | 2年目 |
| 年初残高 |
1年目180 | 2年目210 |
| 手取り収入 |
1年目320 | 2年目320 |
| 通常支出 |
1年目290 | 2年目290 |
| 講座費(通常支出に含まない) |
1年目0 | 2年目60 |
| 年間収支 |
1年目+30 | 2年目−30 |
| 年末残高 |
1年目210 | 2年目180 |
02大きな支出の年を見つける
翌年は通常支出290万円に講座費60万円が追加され、収入が同じ320万円なら年間収支は30万円の赤字です。しかし年初210万円があるため年末残高は180万円です。
単年赤字と資金残高がマイナスになることは同じではありません。逆に、普段が黒字でも大きな支出の時期には資金が不足し得ます。
03条件を変えて、見通しを比べる
支出が増える場合や収入が減る場合も計算すると、計画の余裕を確認できます。運用を考えるときは、その利回りや計算対象、入出金の時点を別に定める必要があります。
ここでは運用をゼロとして、お金の流れだけに注目します。予測残高は保証額ではなく、置いた条件から得た計算結果です。
LET'S THINK TOGETHERひとつ、いっしょに考えよう。
年初残高180万円。手取り収入320万円、通常支出290万円が2年続く。2年目だけ追加で60万円を支払う。運用・借入れはない。2年目末はいくら?
- 1年目:180+320−290=210万円。
- 2年目の収支:320−290−60=−30万円。
- 2年目末:210−30=180万円。前の年の残高からつなぎます。
CHECK YOUR UNDERSTANDING
手を動かして、確かめよう。
自作問題
問題の条件を読み、自分の答えを考えます。間違えても大丈夫。考え方を確かめてから、もう一度挑戦できます。
問題と解説を読む
先に自力で考えてから、解答を開いてください。
年初残高100万円、年間収支+25万円。運用・借入れ等はない。年末残高は?
125万円
100+25=125万円。残高にその年の差額を加えます。
- 25万円:年間収支だけでは年末残高になりません。
- 75万円:黒字なので加えます。
- 100万円:黒字25万円を反映します。
年初残高80万円、手取り収入300万円、支出330万円。その他の増減はない。年末残高は?
50万円
年間収支は−30万円。年初80万円から差し引き、残高は50万円です。
- 110万円:赤字30万円は足さず引きます。
- −30万円:−30万円は年間収支です。年初残高を加える必要があります。
- 380万円:支出330万円が反映されていません。
年間収支が赤字なら、年末の資金残高も必ずマイナスになる?
年初残高との合計で決まる
赤字はその年の減少額です。年初の資金で補えるかは、残高と合わせて判断します。
- 必ずマイナスになる:年初に十分な残高があれば、年末はプラスの場合もあります。
- 赤字の年は計算から外す:赤字の年こそ資金の推移に反映します。
- 残高は収支と無関係:収支は残高を増減させます。
通常支出に含めていない家電費20万円を追加。収入など他の条件が同じなら、年末残高は元の計画よりどうなる?
20万円減る
追加支出の分だけ年間収支が減り、残高も20万円減ります。
- 20万円増える:支出の追加は残高を減らします。
- 変わらない:他と重複しない追加支出なので差が出ます。
- 必ずゼロになる:元の残高によるため、必ずゼロとは言えません。
「読み終えた」と、確認問題での「理解確認」は別々に記録します。