目標と、使える資源をそろえる

架空のパン店で、昼の会計待ちを短くしたいと考えます。人員、レジ、予算、時間帯別の待ち時間データを確認すると、何を変えられるかが見えてきます。

人を増やすことだけが方法とは限りません。案内表示や作業の順番なども検討できます。

目的を決める前に機器の導入だけを決めると、課題とのつながりが弱くなります。

整理して、見比べる企業活動とPDCAの整理
段階主な役割パン店の例
Plan 目標・方法・測定方法を決める 2週間、受取列を分けて待ち時間を測る
Do 計画を試す 案内を設置して運用する
Check 結果と目標を比較する 待ち時間と客数を比較する
Act 方法の改善・標準化を決める 表示を直し、有効な手順を共通化する

P・D・C・Aは、行動の役割で分ける

Planは目標や方法、評価の仕方を決める段階。Doは決めた方法を試す段階です。

Checkでは結果を測り、目標や以前の状態と比較します。Actでは比較からわかったことを踏まえて方法を見直したり、効果のあった方法を標準化したりします。

実行するという日常語だけで、改善策の決定までDoに分類しないようにします。

比較条件と、次の一手を残す

待ち時間が減っても、その日はたまたま来客が少なかった可能性があります。曜日や時間帯、客数などの条件も確認し、施策だけが原因だと急いで断定しません。

測った数字を眺めるだけで終わらず、続ける点・変える点・次に確かめる点を決めます。PDCAは一周で完了する作業ではなく、改善を繰り返す考え方です。