HTTPは、要求と応答の共通ルール
異なる会社のブラウザとサーバーでも通信できるのは、共通の規則に従っているからです。このような通信の規則をプロトコルと呼びます。
HTTPでは何を要求するかを伝え、サーバーは処理の結果やデータを返します。例えば404は対象が見つからないことを示す応答で、通信回線が完全に切れた状態とは区別します。
| 観点 | HTTPSで期待すること | それだけでは保証しないこと |
|---|---|---|
| 通信内容 | 経路上の盗み見への対策 | 端末・送信先での漏えい防止すべて |
| 通信中のデータ | 気づかれない改ざんへの対策 | 元から虚偽だった記事の訂正 |
| 接続相手 | 証明書等によるドメインの確認 | 運営者の誠実さ・商品の品質 |
HTTPSは、通信経路を保護する
TLSは通信内容の秘匿、通信中の改ざんの検出、接続先の確認に関わる技術です。ブラウザは証明書などを検証して、接続しているドメインに対する相手の正当性を確認します。
証明書の警告が出た場合、理由を確認せず無視して進めるべきではありません。授業ではTLSの暗号方式や鍵交換の詳細までは扱いません。
暗号化されていても、偽の案内は届く
攻撃者が自分のドメインでHTTPSのサイトを公開することもできます。その場合、攻撃者のサイトとの通信自体が保護されていても、入力を求める相手が信用できるとは限りません。
HTTPSの表示だけで判断せず、アクセスしたドメインや案内の内容を確認します。端末に保存されたデータや、送信先での情報の扱いも別の対策が必要です。